みなさんこんにちは、NIWA colorです。
「外構をおしゃれにしたいけど、難しそう!」と思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、おしゃれな外構は簡単に作れます!
今回は、これから家づくりを始める方や、新築の時は予算がなかったけどこれから外構を整えていきたい方のために、おしゃれな住宅外構になる3つのポイントをご紹介していきたいと思います!
そもそもおしゃれなお庭とは?
街を歩くと、おしゃれな外構を目にすることがありますよね。
そんなおしゃれな外構は、「住宅のデザインとの調和」を考えて作られています。
住宅の外観やスタイルに合わせて、外構の素材・色・形状などを選択していくことで、
住宅と外構が一体化して統一感が出ます。
外構には門扉や塀、玄関アプローチなどたくさんの要素があります。
例えば、住宅は和風なのに、門扉と玄関アプローチは洋風となると、
まとまりがなくなりセンスの悪い外構になってしまいます。
モダンな印象にしたいのか、和風な印象にしたいのかなど、
事前にテイストをイメージしておくことが大切です。
自分ではイメージが湧かないという方は、外構デザイン専門の
ガーデンデザイナーの方に相談すると良いアイデアをもらえたり、
トータル的に外構作りをサポートしてくれます。
ポイントは自然素材
近年では外構に自然素材を使って、温かくナチュラルに仕上げるデザインが人気となっています。
自然素材は、既存のエクステリア製品ではなく、木・土・石などの天然素材を使ったもので、シンプルかつ他の外構要素と調和しやすい特徴があります。
ですので、おしゃれな外構を作るならこの自然素材がとてもおすすめです。
さらに、自然素材を外構に使用していくことで、日常生活の中に「自然」を取り込むことができ、無意識に癒しをくれます。
時間と共に経年劣化も起こってきますが、それが味となってさらに外構が魅力的になります。
自然素材はおしゃれにするだけでなく、人や環境にも優しい素材なので、化学物質をつかった素材が嫌な方にも特におすすめです。
おしゃれな外構ポイント1:山採りのシンボルツリー
おしゃれな外構にするには自然素材がポイントとお伝えしました。
では実際どう自然素材を取り入れていけば良いかをご紹介していきます。
まず、外構全体の中心的な存在となるシンボルツリーを山採りの木にしていきましょう。
山採りの木とは、山に自生している木を掘り下ろした木を指し、山中の限られた栄養分しかない環境で育っているため、下枝が少なくすらっとした樹形をしているのが特徴です。
また、幹に斑紋と呼ばれる白い紋様があり、畑で生産された木には出せない特有の木といえます。
代表的な山採りの木は、アオダモ、アオハダ、ナツハゼなどがさまざまな種類があります。
山採りは山中でさまざまな種類の木と一緒に育つので、「混ざり」というひとつの株の中に2種類の木が混ざって育つということもあります。
種類がたくさんある中で、1本1本の個性もあるので、とても奥深く魅力的な木といえます。
山採りの木は雑木の庭の代名詞とされていますが、
植え方に流行りがあったり、種類もたくさんあるので、ガーデンデザイナーに相談して住宅に合ったベストなシンボルツリーを選択をしていくことをおすすめします。
おしゃれな外構ポイント2:流行のガビオン
みなさん、「ガビオン」という言葉は聞いたことあるでしょうか。
聞き慣れない方も多いかと思いますが、「ガビオン」とは、通称「蛇篭(じゃかご)」といい、鉄線でできたカゴ状のメッシュ枠に砕石などの自然石を入れたものを指し、門袖や塀、植栽枡に使用されます。
類似商品では、「ガビオス」「バスケットガーデン」と言われたりもします。
ガビオンは、存在感があり、加工の幅も広いので、個性でおしゃれな外構にするにはとてもおすすめのアイテムです。
鉄線から覗く砕石、積み方によって生まれる隙間には、石張りや一般的な石積みにはない独特の抜け感があります。
またガビオンは、組み合わせる素材や石を詰める量・詰め方などのアイデア次第で、印象がガラッと変わります。
少しかっちりとした印象にしたい場合は、ごつごつした岩肌の割栗石を平らな面が外に来るようにして、
隙間を埋めるように大小混ぜながら詰め、凸凹を抑えたフラットな面にしていきます。
また、カジュアルな印象にしたい場合は、あえてゴツゴツとした割栗石を、隙間を作るようにざっくりと詰めると無骨な印象とカジュアルな抜け感が出てきます。
石の素材を変えていくことで、無骨なイメージもかなり変化します。
丸みのある石にすれば、柔らかい印象となり、アースストーンのように幅のある石・独特の素材感のある石にすれば、アクセントの強い印象になります。
ぜひ外構やお家にあった素材選びを楽しんでみてください。
おしゃれな外構ポイント3:お庭を際立たせる照明
外構の照明は、お家の印象を大きく左右させるほど重要です!
効果的な証明の配置や形を選択していくことによって、お家の印象がグレードアップして、周りから「おしゃれ!」と褒められることは間違いありません。
そもそも照明の役割は、
・玄関での転倒防止など、安全性を確保する
・夜間でも明るく照らし、防犯性を高める
・お家の視覚的印象をグレードアップさせる
という主な役割があります。
お庭の照明は一石三鳥ですので、外構にはぜひ取り入れていきましょう。
照明の主な設置場所は、玄関周り・門まわり・アプローチ・駐車場・庭とありますが、特に玄関周りはお家の顔に当たる部分ですので、必須となります。
おしゃれに照明を設置していくには、それぞれの場所に合ったデザインの照明を選んでいきましょう。
主な照明の種類をご紹介していきます。
・壁設置型
ブラケットライトとも呼び、外壁などの壁面に設置する照明です。
凸凹や模様のある壁面を照らすと、陰影が出て空間を引き立たせてくれます。
・埋め込み型
アッパーライトとも呼び、地面に埋め込んで上部を照らす照明です。
光だけが見えるため、外観を損ねずにおしゃれな印象になります。
階段やアプローチ周りに設置すると足元が夜でもはっきり見えて安全です。
・ポール型
ポール型は高さが様々あり、一般的なご家庭では腰くらいの高さの照明が使用されます。
アプローチにいくつか並べて設置すると奥行きのあるおしゃれな空間を生み出してくれます。
まとめ
おしゃれな外構を実現するためのポイントをご紹介してきました。
外構をおしゃれにしていくには、住宅のデザインとの調和、自然素材の活用、そして効果的な照明の設置です。
外構は住宅と一体化し、テイストやデザインを事前にイメージすることが重要です。
自然素材は温かみを与え、環境にも優しい素材であり、特に山採りのシンボルツリーは庭全体の中心的存在として取り入れることがおすすめです。
また、ガビオンという石のカゴを使ったデザインは個性的で魅力的な外構を演出します。
照明の設置も重要で、壁設置型や埋め込み型、ポール型などを上手に取り入れることで、外観を引き立て、安全性も確保できます。
これらのポイントを押さえて周りから褒められるおしゃれな外構にしていきましょう。
【お庭の相談会&ガーデンツアー】
NIWA colorでは毎週土曜、ガーデンデザイナーが主催する「お庭の相談会」と実際に作られたデザインガーデンを歩いて回れる「ガーデンツアー」を開催しています。ぜひ新築の外構のイメージや、リガーデンの参考にしてください。
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