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夜も楽しめるお庭に!ライトアップのテクニックとコツをご紹介

2024.07.08

 

みなさんこんにちは、NIWA colorです。
今回は、お庭をライトアップすることで夜も楽しめる空間を作る方法をご紹介します。
また、昼間の美しい植栽を夜も楽しみたい、
そんな願いを叶えるための照明テクニックもお伝えしていきます。
お庭を効果的に照らすことで、住まい全体の雰囲気が一気におしゃれになるので
ぜひ参考にして、素敵な中庭ライフを楽しんでくださいね。

ライトアップのメリット

お庭をライトアップすることで、夜の雰囲気が劇的に変わります。
ライトアップは空間に奥行きを出し、住まい全体の印象をより魅力的に映し出すことができます。
夜間でもお庭を美しく見せるだけでなく、足元を照らして転倒防止の効果もあります。
また、庭全体が明るくなることで、不審者の侵入を抑制し、防犯効果も期待できます。
さらに、ライトの明るさを調整することで、リラックスできる空間を作り出すことが可能です。
例えば、暖色系のライトを使えば温かみのある落ち着いた雰囲気が生まれ、
家族団らんの時間をより豊かにできます。
このように、お庭をライトアップをすることで、
見た目と機能性をグレードアップさせることができます。

 

中庭を照らすためのガーデンライトの種類

 

お庭を美しく照らすためには、目的やお庭の雰囲気に合ったガーデンライトの選び方が重要です。
代表的なガーデンライトには、
・ポール型、グランドライト(地中埋込み型)
・スポットライト
・ウォールライトがあります。

ポール型は高さのある柱状の照明で、アプローチや主庭におすすめです。
グランドライトは地中に埋め込むタイプで、光を上に向けて照射するため、
石やタイル、ウッドデッキなどに設置すると効果的です。
スポットライトは一方向に強い光を照射でき、シンボルツリーなど特定の場所を際立たせるのに適しています。
ウォールライトは壁面に取り付ける照明で、壁際の植物や造作物を優しく照らしてくれます。
それぞれの特徴を活かして、中庭の雰囲気に合った照明を選びましょう。

 

おしゃれに見せるライトアップのテクニック

 

お庭をおしゃれにライトアップするためには、いくつかのテクニックがあります。
まず、シンボルツリーを際立たせるために、スポットライトやグランドライトで下から上に照らします。
これにより、幹や枝葉の美しさが浮かび上がり、小さなあかりでも明るく感じられます。

次に、樹木の影を映して奥行きを演出する方法があります。
スポットライトを樹木の下から壁に向けて照明を当てることで、壁面に樹木の影が生まれ、幻想的な雰囲気を作り出します。

また、間接照明を使って空間を広く見せることもできます。
広角タイプのスポットライトやグランドライトで壁そのものを照らすと、落ち着いた印象になり、
小さな庭でも広く見える効果があります。
ポールライトで花壇を優しく照らす手法もおすすめです。

 

室内からの眺めを考えたライトアップのポイント

 

室内からの眺めを考えたライトアップも重要です。
屋外の照明が明る過ぎるとリラックスしにくいため、適度な光量のライトを選ぶことがポイントです。
暖色系のライトは落ち着いた印象を与え、リラックス効果が高まります。
一方、クリアな白色のライトはモダンでスタイリッシュなデザインに適しています。
また、室内から見たときに眩しくならないよう、ライトの角度にも注意が必要です。
例えば、照明を下向きに設置することで、直接目に入らないように工夫することができます。
さらに、照明の配置も重要です。
室内から見える位置に照明を配置し、庭全体がバランス良く見えるようにすることで、
より美しいお庭を楽しむことができます。

 

エクステリアライトを選ぶ注意点

 

お庭を美しくライトアップするためには、適切なエクステリアライトを選ぶことが重要です。
ここでは、エクステリアライトを選ぶ際の注意点について詳しく説明します。

1. 防水・耐候性能
屋外に設置するエクステリアライトは、雨風や湿気、
温度変化にさらされるため、防水・耐候性能が非常に重要です。
防水性能を示すIP規格(防塵・防水規格)を確認し、少なくともIP65以上の製品を選ぶと安心です。
IP65は防塵性能が完全であり、あらゆる方向からの水の噴流に耐えることができます。

2. 耐久性と素材
エクステリアライトは長期間屋外に設置されるため、耐久性の高い素材を選びましょう。
アルミニウムやステンレススチール、耐候性プラスチックなど、
錆びにくく耐久性の高い素材が使用されているものを選びましょう。
また、ライトカバーやレンズの素材も耐久性のあるものを選ぶと、長期間美しい状態を保つことができます。

3. エネルギー効率
LEDライトは、省エネで長寿命のため、エクステリアライトに最適です。
LEDライトは消費電力が少なく、長期間の使用でも電気代を節約できます。
また、LEDライトは発熱が少ないため、植物や周囲の環境にも優しいです。
エネルギー効率の高いLEDライトを選ぶことで、環境にも配慮したライトアップが実現します。

4. 明るさと色温度
ライトの明るさ(ルーメン)や色温度(ケルビン)も重要な選定基準です。
庭全体を照らすためには、広角で高輝度のライトが必要ですが、シンボルツリーや特定のエリアを強調する場合は、
スポットライトや狭角のライトが適しています。
色温度については、暖色系(2700K〜3000K)は温かみのある雰囲気を、
白色系(4000K〜6000K)は明るくスタイリッシュな雰囲気となります。
庭のデザインや用途に応じて、適切な明るさと色温度を選びましょう。

5. 操作性と機能性
リモコン操作やスマートフォンアプリで調光・色変更ができるスマートライトは、便利で使い勝手が良いです。
タイマー機能やセンサー機能を搭載したライトを選ぶと、自動的に点灯・消灯できるため、
エネルギーの節約にもつながります。
また、スマートライトは季節やイベントに合わせて色を変えることができ、庭の雰囲気を自由にアレンジできます。

まとめ
お庭をライトアップすることで、夜の雰囲気が一変し、空間に奥行きを出し、
住まい全体をおしゃれに見せてくれます。
お庭を美しく照らすためには、ガーデンライトの種類や選び方が重要です。
ポール型、グランドライト、スポットライト、ウォールライトなどの特徴を理解し、適切なライトを選びましょう。
また、エクステリアライトを選ぶ際には、防水・耐候性能、耐久性、エネルギー効率、
明るさと色温度、操作性と機能性を考えて選ぶことが大切です。
適切な照明を選び、素敵な夜のお庭も楽しんでみてくださいね。

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